【筋膜リリースとは?】
皆さんこんにちは。理学療法士の佐藤です。
今回は前回投稿したストレッチについての第2弾!
僕がクライアント様に行っている「筋膜リリース」 についてお伝えしたいと思います。
前回のブログで筋膜リリースはストレッチの中の一つだと紹介しま した。
では、 一般的なストレッチと筋膜リリースの違いについてお伝えしていき ます。
体の中にはたくさんの筋肉があることは皆さんご存知ですよね?
筋肉の走行は様々で
〇覆いかぶさっているもの
〇交差しているもの
〇横並びになっているもの
など部位によって違います。
これを前回と同じように筋肉を輪ゴムに置き換えて
イメージしてみましょう!
重ねて、横並びにした輪ゴムをイメージしてみてください。
そのまま数日、放置しておくとどうなると思いますか?
そうです!
だんだん輪ゴム同士がくっついたり、硬くなったりしますよね?
これは、筋肉も同じです。
普段使っていない筋肉はどんどん硬くなってしまい、
筋肉同士がくっついてしまいます。
その結果、筋肉の動きが悪くなってしまい、 力が入りにくくなるのはもちろん
トレーニングやスポーツを行う際に
本来なら使わなくていい筋肉もくっついているので
一緒に動いてしまいます。
これでは、すぐに筋持久力(筋肉自体の体力) が消耗してしまうので、
〇同じ運動をしていても他の人より疲れやすい
〇動きが硬い
などの問題が出てきます。
そのような筋肉に対して行うのが
「筋膜リリース」です。
筋膜リリースは筋肉同士がくっついている部位を
直接刺激を与え、 それぞれの筋肉一つ一つが動くように促すストレッチです。
前回お伝えした一般的なストレッチは運動前に行うと
筋肉が伸びてしまい力が入りにくくなるとお伝えしました。
同じストレッチでも、筋膜リリースは筋肉を伸ばすわけでは無く
筋肉の動きがよくなるストレッチです。
筋膜リリースの効果として
〇力が入りやすくなる
〇即時的な可動域向上
〇動きがなめらかになる
などがあります。
なので、 運動前や試合前に筋膜リリースを行うことをお勧めしています。
僕のパーソナルを受けたことのある方は、ご存知かと思いますが
くっついている筋肉をはがしていくので、少し痛いです。笑
しかし、行った直後は「動かしやすさ」「力の入れやすさ」を
実感していただけると思います。
ぜひ、運動する場面や目的に合わせてストレッチの内容を
使い分けてみてください!
Best Condition Lab+
理学療法士 佐藤 水紀