こんにちは。
理学療法士の佐藤です。
本日は体幹について僕の考えをお伝えします。
「体幹」とは体を支える役割を果たします。
体幹の筋力が無くなると姿勢が崩れ、バランス能力も低下します。
では、体幹トレーニングというとどんなトレーニングをイメージしますか?
◯プランク
◯ダイアゴナル
色々とトレーニングメニューはあります。
プランクやダイアゴナルは勿論大切なトレーニングですが、
それだけでは不十分です。
例えば両足で立った状態でも、歩いてても身体が揺れてしまうバランスが苦手な方がプランクやダイアゴナルを行った場合、どうなると思いますか?
答えは、両足で立った状態では安定してバランスを取ることが出来ます。しかし、歩いたりすると身体が揺れたり、転倒する可能性は以前とそれほど変わらない可能性が高いのです。
もちろん、やらないよりはマシなのですが。。。
プランクやダイアゴナルは同じ姿勢のまま保持するトレーニングです。
しかし、人間は寝る時以外常に何かしら動いていますよね。
なので、本当に姿勢を整えたい。バランス能力を向上したいのであれば、動いた状態やどんな姿勢でも体幹を使えるトレーニングをしなければいけません。
プランクやダイアゴナルと並行して、身体を丸めた状態、捻った状態でも身体を支えるトレーニングをしなければ動いた時のバランス能力は向上しづらいのです。
何が言いたいかというと、何故そのトレーニングを行うのか。
その理由をしっかりと明確にしていないと効果は半減してしまいます。筋肉はつきますが、使えない筋肉が増えるばかりです。
皆さんは、見た目だけの筋肉と見た目も質も良い筋肉どちらが欲しいですか?
同じトレーニングを行うなら誰もが後者を選ぶと思います。
僕たちは、クライアント様の身体の状態から意味のあるトレーニングを提供しています。
しかし、クライアント様自身も何故そのトレーニングをやっているのか理解するだけで効果も早く現れます。
今まで、トレーニング内容の意味を理解していなかった方は
一度考えてみてはいかがでしょうか。
Best Condition Lab+
理学療法士 佐藤 水紀