【動物性タンパク質と植物性タンパク質の違い②】

こんにちは。

理学療法士の佐藤です。

 

今回のブログは前回の続きの内容です。

【動物性タンパク質と植物性タンパク質の違い①

まだ前回のブログをご覧になられていない方はそちらもご覧ください。

 

前回は、健康的に筋肉をつけるためには動物性タンパク質を摂取する必要がある

お伝えしました。では、実際にどのくらい摂取すればよいのでしょうか?

 

タンパク質摂取量はご自身の体重と同じグラム数を摂取することが理想だとされています。

例えば60㎏の方は60gのタンパク質を摂取するということです。

60gのタンパク質とは、ささみ約300gほどです。

タンパク質の摂取量が少なければどうなるのか何度もお伝えしたのでお分かりですよね?

 

〇免疫力の低下

〇筋肉がつきにくい

 

などトレーニングの効果を半減させてしまうだけでなく、健康にもよくありません。

では、過剰摂取した場合はどうなるのでしょうか?

 

〇内臓疲労

多くのタンパク質を分解、吸収することになるので臓器に負担がかかりやすくなります。

 

〇カロリーオーバー

過剰摂取した場合、消費しきれなければ蓄積されますよね?

ささみのような低カロリー高タンパクの食品であればそれほど気にする必要はありませんが、単にお肉や魚を食べすぎると脂肪がついてしまいます。

 

〇尿路結石

動物性タンパク質の取りすぎは尿路結石の原因になると言われています。

 

〇腸内環境の悪化

吸収しきれなかったタンパク質はそのまま腸内に送り込まれます。

それによって、腸の働きが弱くなり便秘や体臭、口臭に繋がります。

 

過剰摂取した場合も健康にはよくないということですね。

実際に植物性タンパク質を摂取した方が癌や循環器疾患などで死亡するリスクが低下するといった研究もあります。

単にタンパク質を摂取すればいいわけではなく、何事もバランスが必要です。

健康の為に運動して、筋肉をつけたくてタンパク質を摂取しているはずなのに

病気になってしまっては意味がないですよね。

 

痩せたい、筋肉をつけたいという方は摂取カロリーはもちろん、タンパク質の摂取量も意識してみると健康的に効率よく成果を出せるのではないでしょうか?

 

Best Condition Lab+

理学療法士 佐藤 水紀

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